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オントロ Photoblog

カメラで描く日常と非日常

Nikon NewFM2 -オールドカメラの世界-

都市 風景 フィルムカメラ

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FUJIFILM X-PRO2+XF23mm F2 R WR

目黒のカメラ店「三星カメラ」で、NikonのオールドカメラNewFM2と、よさげなレンズを見つけた。...というのはウソで、事前にインターネットで下調べをして、オールドカメラが安く手に入る店を探したのだ。店員はいい人で、もう少し安いレンズはないかと聞くと、まだ棚に並んでいないものを持ってきてくれた。
このサイトを見て探した。中古カメラは、新宿西口で探すと手に入りやすい。

カメラファン | 中古カメラ・レンズ検索サイト/欲しい中古カメラが見つかる!


私事になるが、今年から銀塩写真に手を出すことになった。モノクロフィルムを自家現像するという、デジタルの御時世においてはかなりマニアックな作業になる。大学の設備を使わせてもらう、かなり本格的なものになるだろう。
それでもやるのは、フィルムカメラ特有の写り方・空気感が好きだからであり、たまには情報過多・情報が詰まったデジタルから離れて、異なる地平から写真について考え直したいという気分からでもある。

とにかく、フィルム写真に、価値を感じていることは間違いない。


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Nikon NewFM2 + Nikkor 50mm F1.4


古いメディアで古いものを写せば、既視感がある。しかし、古いメディアで新しいものを写せば、独特の雰囲気が出る。
オールドレンズやフィルム写真の世界は、カメラを本格的に始めた昨年8月からすれば、想像もできない世界だった。いまは、写真を撮ることに夢中で、ほかのことが入ってこない。なぜだろう。就活だからか?

ちなみに、上から2番目のバイクの写真は失敗している。「二重写り」といって、フィルムの巻き上げが不十分だったのか、あるいは巻き上げレバーをいじりすぎたのか、前のコマと重なって写ってしまったのだ。写真左の白く映っているところは、トタンでもカーテンでもなく、前のコマで入れた目黒消防署のコンクリート


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この右部分が、次の写真の左部分に入ったのだ。

デジタルに染まり、アナログカメラの使い方を忘れていた故の失敗だ。
人類は、自分は、進化したのか。退化したのか。


いま、若い人たちの間でフィルムカメラが再ブームだ。カメラ初心者にとって、ライカやハッセルブラッドをも凌駕する名機「写ルンです」も、わずかではあるが再び売れ行きを伸ばしているし、かつて日本でブームになった、撮った写真がすぐに出てくるインスタントカメラ「チェキ」は、今やアジア諸国で人気のカメラとなっている。秋葉原(アキバ)のヨドバシカメラも、チェキ・コーナーを広くとっている。


かたや自分も、フィルムカメラ独特の空気感・写りに惹かれて、3万円もはたいて購入したクチだ。現像代も今は高いから、もっとかかる
だろう。
気になるのが、まさにフィルムカメラを青春時代に使われていた諸賢の方々の意見だ。いまフィルムカメラが再ブームを迎えていることに対して、どのような意見を抱いているのか。フィルム写真に価値を感じるかどうか。フィルムが滅びていくこのご時世において、フィルムで撮ることに何の価値があるのか。このブログをご覧になった、諸賢のご意見を伺いたい。


ちなみに、Nikon NewFM2は、完全マニュアルのカメラだ。絞り・シャッター速度を全て自分で決めなければならない。いちおう、ファインダー内に露出計があるが、+(露出過多),0(適正),-(アンダー)の3種しか表示されない。また、電池が切れても、撮影に何ら支障がない。

デジタル時代のカメラ選びで、重要なこと (2. 用途を決める、センサーのサイズ)

機材選び 文字多め

この記事は、新たにデジタル一眼レフを購入しようと考えている人、買い替えを検討している人には、役に立つかもしれません。

前回は、カメラ選びのコンセプトについて書きました。自分がカメラに求めることを具現化すること、もし可能ならば、実際にカメラに触れて、扱ってみること。そして、自分の最初の炎を大切にすること。

一眼レフとミラーレス一眼

機構的な説明は省きますが、ミラーレス一眼は軽量。一眼レフは重いが、AF追従性能(動くものにピントを合わせる性能)がミラーレスよりも優れている。

そもそも「レフ」とは、光を屈折させるもののこと。カメラはレンズから光を受け取りますが、ファインダー越しにレンズに写る物体を見るためには、レンズの光を屈折させる必要があります。「一眼レフ」には、光を屈折させてファインダーに届けるための「プリズム」や「ミラー」が入っているので、その分重くなっています。
一方、ミラーレス一眼は、レンズに入った光をそのまま電子ビューファインダーに表示させます。プリズムが入っていないので軽いですが、一眼レフに比べて電池消費が激しいうえ、動き物には弱いです。
しかし、撮影時にカメラで設定するフィルターや画像設定が、電子ファインダーにそのまま反映されるため、写真の仕上がりを意識しやすく、また、普通のデジタルカメラと同じような感覚で操作できます。

センサーサイズ

センサーとは、カメラが光を受け取る部分のことです。受け取った光は、画像エンジンを通じて電気信号化されます。
このセンサーのサイズによって、一眼レフは大きく3つに分類されます。大きい順に、フルサイズ・APS-Cマイクロフォーサーズです。
また当然、一眼レフだけでなく普通のデジカメや携帯のカメラにもセンサーは入っていますが、サイズが上3つに比べて小さいので、背景のボケや画質のシャープさなどは、一眼レフより劣ります(APS-Cセンサー搭載のスマホが発売されるという噂もある)。


以下、センサーサイズごとの特徴を見てみましょう。

フルサイズ

センサーサイズ:24mm×36mm

最も普及した35mmフィルムがもととなったセンサーサイズ。
ほとんどが、プリズム搭載の一眼レフです。SONYだけが、ミラーレス+フルサイズの機種を出しています(αシリーズの上位機)。

特徴
・高画素高画質化がさらに進んでいる
・ボケがとてもよく出る
・カメラボディ・レンズともに高価(特に、望遠側で顕著)
・重量がネック

風景写真で大いに力を発揮します。また動物を遠くから撮影するのにも適しています。あらゆる場面で万能。プロカメラマンの使用率が高い(らしい)。確実な仕事をしてくれますが、対価として重く、そして高価なものです。

APS-C

センサーサイズ:23.4mm×16.7mm

このセンサーサイズは、各カメラメーカーから多様な製品が出ています。エントリー機から上級機まで揃っており、たびたびフルサイズと、そして異なる会社同士で性能を比較されます。最初の一眼レフとしては、まずこれを勧められます。

特徴
・安価なモデルも多く、気軽に参入できる。
・フルサイズと比較して、レンズが安価(フルサイズ対応レンズはこの限りでない)
・最も多くの一眼レフメーカーがこの規格を採用しており、競合製品が多い。メーカーごとの特徴を把握することが求められる。センサーサイズ同じといえど、写りや”機能”はメーカーごとに全く違う。
・自分が、どんな機能が欲しいかで考えるといいかも。


なお、種類は少ないですが、レンズ交換式でないカメラのうち、APS-Cセンサーを搭載しているカメラがいくつかあります。1台持っておくと、サブ機として、役に立つかもしれません。

マイクロフォーサーズ(4/3型)

センサーサイズ:17.3mm×13mm

オリンパスパナソニックが採用している規格。両社では、レンズに互換性があります。
センサーサイズとしては、APS-Cよりも少し小さい程度。センサーを小さくした分、望遠がやりやすくなっています。ネコ動物写真家で有名な岩合光昭氏が使用していることで有名。動物写真に、明るい(そしてなるべく小さく軽い)望遠は必須ですから。

また、現行機種は全てミラーレス。

特徴
・カメラ本体が小型・軽量化傾向
・レンズは、比較的安価
・望遠が強みだが、広角が苦手
・(オリンパスパナソニック)強力な手ブレ補正機構がある

(参考)デジタル中判カメラ


フルサイズよりもさらに大きいセンサーを備えています。現在、一般消費者向けに生産しているのはPENTAXFUJIFILMのみ。

特徴
・ヤバいくらいの高画素・高精細画像
・ヤバいくらいの高画質・ボケ具合
・ヤバいくらい高いお値段
・レンズレパートリーは多くない
・センサーサイズの割にはそんなに重くない

全紙引き伸ばしプリントなどしない限り、一般消費者にとってはオーバースペックなのではないでしょうか。データサイズも、JPEG1枚で40MB以上(!)になるようです。これを持ち歩いて、壁にぶつけたり落としたりなどしたときの精神的ダメージも40MB以上になるようです。

「憧れは、近づかずに憧れのままでとっておくのがいいのさ...」

どう選べばいいんだ...

・どれもいいんだよ!!金さえあれば全部ほしいよ!!
・いちばんは自分の用途・撮影スタイルを知ること。だが、カメラを持ってからスタイルが定まったり、はじめて自分のスタイルを知ることもある.何度も量販店に通い、実機を触りまくれ!

・「重さ」「大きさ」は意外と重要。ただし、多少重くても、小さければ許容できるところはある。

デジタル時代のカメラ選びで、重要なこと (1. カメラ選びのコンセプト)

機材選び 文字多め

この記事は、新たにデジタル一眼レフ購入を考えている人、買い替えを検討している人には、役立つかもしれません。

デジタル一眼選びにおいていちばん大切なのは、自分の経験と直感を信じることだと思います。よって、情報を集めることと、実際に触って確かめることは必須と考えます。
また、どのカメラ・レンズが適しているのかというのは、人によって、用途によって全く異なります。
ここに書いてある情報だけをうのみにせず、いろいろなところを参照してみてください。メーカーによっても得意分野があり、オールマイティなキャノン、動く物体に強いニコン、堅牢なPENTAX...いろいろです。


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(...新しいカメラ、どうしようかなあ。うわあ、考えたら発狂しそうだ)

何をもってデジタル一眼を選択するのか

今まで使っていたPENTAX K-S2にも、ひとつだけ、いただけない点があった。それは、他の一眼レフにも共通することなのだが...


ゴツくて、
大きくて、
重い。

(3つあるじゃねーか)

カメラは、毎日持ち歩くものか、それとも伝家の宝刀か。

一眼レフカメラ(プリズムあり)において、カメラ本体やレンズの重さと写りの良さは比例する。完璧な写りを求めるならば、重さを度外視して、大口径レンズやフルサイズ機といった重いものを使う。「大きくてデカいほうが映りがいい」(そこ!男性の大きさに詳しいフロイト心理学がどうどか言わない!)これは正しいことだ。
たとえば200mm望遠レンズだと、小型なものだと300-400gから、大型なものは重量5kgを超える。しかし、それをわざわざ使う理由が必ず存在する。

これが曲者なのだが、映りがいいのと、常時持ち歩くのとでは、また別問題なのだ。
ヨーロッパ旅行において、それは如実に表れた。

写りには満足している、だが、重いのだ。

日差しが差し込んでシャッターチャンスだ。だが、重いのだ。

あの路地裏に何かあるかもしれない。だが、重いのだ。

お土産を買いたい。だが、重いのだ。

シャッターを押すまでのタイムラグが、だんだんと苦痛になってくる。構図やら何やらを考える余裕さえ奪われる。ボディとレンズで1kg近くあるものを首から下げて歩くのは、普通ならばいいのだが、長い距離を歩きながらやるとなると、疲れるものだ。

けっきょく自分は、重いカメラを使いこなせないことがわかった。
もちろん、リュックサックに機材をぜんぶしまい込むという方法もある。旅行中、友人は、超広角・18-135ズーム・単焦点レンズの3本、そして折り畳み三脚を、肩掛けカバン・防水リュックと併用して仕舞っていた。カメラ本体は、雨天時のみリュックにしまう。全て合わせると、かなりの重量になるはずだが、彼の話によると「これくらい普通」なのだそうだ。うぅ...尊敬する。

かたや自分も、18-50, 50-200のズームレンズをショルダーバッグに入れていたが、後者はほとんど出番がなく、旅行の途中からは、望遠レンズはスーツケースで眠っていてもらうことになった。


そして気付いた。私は、重いカメラを持ち歩くことに向いていない。だが、カメラは毎日持ち歩ければと思っている。せっかくいいカメラを買ったのに、持ち歩かずにしまっておくのはもったいないと考えた。
要は、いつも出会う日常風景を、携帯のカメラじゃない方法で撮りたいのだ。撮影枚数は、多いと思う。どのような状況であっても(雨や雪が降ろうが、砂塵が舞おうが)持ち歩けるカメラがあればいいなァ...と、思うようになった。
この場合は、重さだけでなく、大きさも問題になってくる。大きすぎず小さすぎず、映りがいい、そして、軽さこそ正義ッ!そんなカメラを渇望していた(あるのかなあ)。


実際にカメラを持って、出掛けてみなければ、分からないこともある。
しかし、自分に適したカメラを考える際に、重要なものがいくつかある。
ひとつは、重さと大きさが撮影用途に見合ったものであるか。もうひとつは、自分の撮影スタイル。そして、カメラのデザインを自分が気に入るかどうか。

ここでは、デジタル一眼を購入するにあたって重要なものだけを挙げる。そして、購入する際には、この3つを十分に考えてから購入すれば、確実だと考えている。

買い替えを決意

この気付きを契機に、自分の中で何かが変わったのだと思う。

帰国後、K-S2を買ったのと同じ電器屋を冷やかしに行き、カメラコーナーでいくつか実機を触ってみた。そんな中、FUJIFILMのミラーレス一眼であるFUJIFILM X-T1(現在は後継機 X-T2が出ています)の軽さ・映り具合・触り心地に、

惚れてしまったのだ。
惚れてしまったのだ。
惚れてしまったのだ。
惚れてしまったのだ。

K-S2を購入した昨年時点で、ミラーレスは眼中になかった。俺の眼は一眼だったのだ
しかし、映りを確かめると、これがまたよい。それは別としても、軽くて小さい。防塵防滴。フォルムも、触っていて満足がいくし、形も好きだ。あ、ミラーレスという選択肢も、ありだな。

軽さと画質を考えるならば...

いいんじゃね?これ。

ということで、次の日から、家電量販店に通い、パンフレットとにらめっこする日々が始まった。

最終的に、いくつかの機種で迷いながらも、FUJIFILMのミラーレス・X-PRO2を中古で購入するに至りました。
特に軽量で写りの良いカメラを志向したので、マイクロフォーサーズとは最後まで比較していました。


FUJIFILM ミラーレス一眼 X-Pro2 ボディ X-Pro2

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-Pro2 ボディ X-Pro2


きょうの結論

1. カメラを決めるにあたっては、自分の経験と直感から入っていけ!
2. 最初の炎を大事にすべし(もちろん、サイフの中身とも要相談)
3. 自分がいちばん気に入ったもの・スタイルを具現化せよ(カメラ性能は青天井、カメラはスペックのみにあらず)
4. 「重さ」「大きさ」は、人によっては重要なファクター。筆者は、購入してから気付いた。使わずにほこりをかぶるのは、避けたい。

以上!


次は、カメラと交換レンズの個性を決める「センサーサイズ」(フルサイズ・APS-Cフォーサーズ)について書きます。