オントロ Photoblog

カメラ(Fujifilm X-PRO2), バイク(XJR1300)

EUROPE 3

オーストリアインスブルック

アーバスアルプス山脈を越え、ドイツからイタリアへと渡っていた。道中で、オーストリアの都市・インスブルックへと立ち寄ったのだが、ここがまた非常に美しい都市で驚いた。


ハプスブルク家の支配都市で、「影の首都」といわれていた。ハプスブルク家の王宮が市内にあるが、その一部は往時のハプスブルク家関連資料を展示する博物館になっている。
特に、「女帝」マリア・テレジアに関する資料が充実していた。




4時間だけ滞在した後、幹線道路を通ってイタリアへ。光線が筋になって、岩からしゃしゃり出ている不思議な時間帯だった。
この荘厳な光に、ヨーロッパへ来た意味を少しだけ感じ取った。

光と影の美しいコントラストを鑑賞しながら、煙草をふかす時間が最高だった。
そして、一行はヴェネツィアへ。

EUROPE 2

ドイツ・ネルトリンゲン

某巨人系人気漫画(『進撃の○人』か?)のモデルになった、とパンフレットに書いてあった。

日本ではあまり見かけない、面白い色のハト。建物の外壁と同じような色をしたハトが生き残っていく。



街の中心部には塔があり、市街を一望できる。

昼はやっぱりビール!

ドイツは、建物も綺麗だが空気も澄んでいた。何よりビールが美味くて安い。
大学の学生食堂でさえも、ビールが飲めるところがあるというのだから驚きだ。また、仕事場にビールを入れて持ち出せる器も売られており、ビール無しでドイツは語れない。


道中、まだ雪が残る。



ノイシュヴァンシュタイン城


ドイツ観光のハイライト。王様の古典趣味の結集。
この城を建てたことで国家財政が傾き、王は幽閉された。

ルートヴィヒ2世 (バイエルン王) - Wikipedia

残念ながら外壁が修理中。また、場内は撮影禁止。

世界中から多くの観光客が来ており、城の周囲は賑やかだった。

EUROPE 1

2017年2月27日…


(飛行機から眺める流氷)

 旅とカメラ。旅に持ち歩くはカメラ、カメラを持って歩けばそれは未知なる世界への旅。全く知らない土地では、未知を撮る。訪れたことのある土地では、既知から未知を切り取る営み。

 22年生きてきて、最初のドイツ訪問だった。これまで、中国、東南アジア、フィリピンと海外を歩いてきたが、ドイツは明らかに毛色が異なる。アジアの、雑然とした、バラックとコンクリートのごった煮のような風景は、ドイツでは見なかった。それは、今回の旅が、パッケージ化され、行く場所が決定づけられていた旅行だったからなのかもしれないが、行くところ行くところ綺麗で、清潔で、それでいて、大切にされている建物の連続した風景が、広がっていた。


ヨーロッパ第三位のハブ空港・フランクフルト空港からバスを走らせ、最初の街・ハイデルベルクへ。
ハイデルベルク城は、中世の雰囲気をまだだいぶ留めている。


人通りのあまり多くない市街地。



橋の欄干に虹模様が描かれているのが気になった。
この虹は、LGBTを示す証だ。自由と個人主義、価値観の多様化と静かな主張。同質に見えて、異質なものが混ざっている。


このカメラで撮りました。


久々の更新になります。年末の宣言通り、当ブログはヨーロッパへの進出を果たしました。ぼちぼちと、写真をご紹介できればと思います。