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一乗谷 (福井旅行 5)

一乗谷は、越前の戦国大名・朝倉氏の本拠。朝倉氏は家臣団をここに集住させていた。また応仁の乱以降、京都から逃れてきた知識人たちの受け皿のひとつとなった。
詳しい史料は、付近にある朝倉氏資料館に展示されている。

谷は織田信長の軍の侵攻により全て焼かれ、灰燼に帰した。

現在の谷の様子。蜻蛉が多く飛んでいる。

初代・朝倉孝景墓所。明治時代、地元有力者の寄付で整備された形跡がある。

朝倉義景館の跡。大規模な発掘調査が行われ、一乗谷の全容は少しだけ明るみに出た。

戦国時代当時の街並みが再現されたジオラマ。なんと住民まで再現されている。建物内では劇団員が当時の生活を伝える劇を上映。
歴史資源の有効活用である。信長が燃やしたかった歴史も、後世に至っては資源となるのだ。